製造メーカーとしての自負。
プロが作り、プロが使う為の工具。
弊社は、他社チップソーメーカーとの比較で、最大の長所は「製造メーカーである」事と自負しています。
それは刃物製造は「職人の技」そのものだからです。
鉄は火で溶け曲がります。その曲がる・溶ける性質を熟知し、台金を平らに叩き焼き入れを行い、精密さを要求されるロウ付けは、熱による作業となります。そして切れ味を決めるコンマ数ミリ単位で行われるチップの研磨。まさにそれは日々の経験と実践で培われる「職人技」なのです。
この道23年のベテラン職人ですら納得いくまで試行錯誤を重ねます。プロが使うプロが作る道具だからこその妥協をしない挑戦なのです。「鉄の板に歯(チップ)が付いているだけ」に見えるかもしれませんが、コンマ数ミリ単位のそうした熟練技の上でチップソーは1枚1枚出来上がっている事を是非知っていてください。そして「Y'sGODブランド」チップソーを、是非可愛がってやってください。
チップソー設備紹介TIPSAW-FACILITIES
先進的な機能を取り入れ、オリジナルな発想でより使いやすいワークツールのヒットメーカーとして、
常に時代の求める「一歩先」を行くワークツールをご提案しています。
自動ロー付機
20台
自動先端研磨機
15台
自動側面研磨機
15台
自動スクイ研磨機
15台
自動側面回し取り研磨機
6台
自動リーマ機
5台
自動刃スリ機
10台
シルク印刷機
3台
レーザーマーキング
3台
チップソー先端検査機
3台
シュリンク梱包機
3台
平面研磨機
7台
ホーニング機
5台
自動洗浄機
1台
一瞬のひらめきとあふれる情熱から、神業と奇跡の刃は誕生しました。
乗り越えても乗り越えても新たな壁が現れ、最後の力は全員の責任感でした。
大変だったのは、クッションサンドブレードの安定性です。技術開発段階で試作したチップソーは、性能テスト中に静音、耐衝撃効果が失われてしまったこともありました。でも持続的に試験を重ねていくと次第に性能的には想定通りの数値を達成していたのです。逆にいえば、安定性さえクリアできれば、このチップソーはいけるぞと思いました。
そこからは構造の見直しや材料の選定、熱の影響を受け難い形状にできないか、などとあらゆる可能性を探りながら安定性の確保を追求しました。切断試験で何度も解析を繰り返しては、形状を変えたり、スリットを入れたり、さまざまなトライを重ねて信頼性を上げていきました。最終的にはクッションサンドブレードの静音、耐衝撃効果の安定感を確保することができました。でも、これで終わりとはなりません。信頼性を確保して課題をクリアした形状や構造にすると、当初想定していたコストで収まらないことがわかったのです。これを解決するため、さらに形状の改良を重ねていく。こういう修正を繰り返しました。
そして実際のユーザーテストする段階になると、使用状況によるさまざまな負荷によって想定通りのレスポンスが発揮されない場面が出てきました。当初の狙い通りのレスポンスを実現するには、もう一段階高いレベルの目標値を設定しなければならないことがわかったのです。
ここまでくると、もう責任感だけです。自分たちが目標をクリアしなければ、量産の次のステップに進めない。何としても目標を達成しよう。幸いにしてこの挑戦は、私一人でやっているわけではないのです。一緒にがんばっている仲間がいる。目標を明確にしてみんなで共有すれば、いろんなところからアイデアが出てくる。そうやって文字通り一丸となって開発に取り組むことで、さらに高くなった目標値を何とかクリアすることができました。
量産開発に関わるありとあらゆる人たちの力が結集して、最初は夢物語のようだった神業、奇跡の刃を完成させることができたのです。
チップソーと言えば
Y'sGODY'sGOD PRIDE
金属切断用チップソーといえばサーメットチップソーが主流になっています。
実は弊社が1992年に開発して世に送り出した製品なのです。
また、2003年にはあらゆる材料が切断できるスーパーオールマイティーチップソーの開発に挑戦して発売を開始しました。
2製品とも何万回、何十万回のカット試験をして試行錯誤を繰り返した上に誕生した製品なのです。
弊社は常に一歩先ゆく商品を開発して提供していきたいと考えております。
チップソーのトップブランドとして最高品質を維持しお客様のお役に立てるメーカーであり続けて行きます。